売れる美容師は2回目のお客様を覚えてる!?

美容室に2回目に来た人のことって覚えてるもんなの?
売り上げの高い美容師は2回目と3回目の来店時の対応のレベルが違いますよ。
新規でご来店されたお客様が、1回目の技術と接客を気に入ってくれてリピートしてくれたとしましょう。
2回目の来店時にそのお客様のことをしっかりと覚えていますか?
スタイリストによって新規のリピート率にそんなに差はないですが、2回目のお客様のリピート率にはかなりの差が出てきます。
この記事では2回目のお客様に対しての接客について詳しく解説していきます。
是非最後までご覧ください。

美容師が売り上げを上げる方法

まず美容師が売り上げを上げる方法を説明しますね。

美容師は自分の技術とシャンプーやスタイリング剤などの商品を販売して利益を出しますが、大半は技術売り上げが占めています。

つまり売り上げを上げるためには多くのお客様に来店していただく必要があるという事です。

当たり前のことですが、お客様の数が必要になってきます。そしてその数にも新規とリピーターの理想的な割合というものが存在します。

・新規客…10%以上
・リピーター…約90%
基本的にリピーターのお客様が大半を占める美容師は毎月の売り上げを安定して出しやすいです。
どんな美容師でもリピート率が100%になることは絶対にないので、同時に新規客も常に必要になってきます。
全体のお客様の10%以上が新規客ならば2か月先の売り上げUPが期待できる計算になります。
新規客以上に大切になってくるのがリピーターのお客様になりますが、そのリピーターを増やすために必要な行動が2回目の来店時の接客です。

新規客がリピーターに育つまで

まずリピーターの定義ですが、僕は3回以上の来店があるお客様の事をリピーターと呼んでいます。
美容室で同じお客様に3回以上続けてご来店していただくために、必要な技術と接客を持ち合わせている美容師が売れる美容師ということです。

1回目の来店

まず新規客で来てくれた人には、しっかりとカウンセリングを行い自分の持っている最高の技術と接客で勝負します。

求められているヘアスタイルを作り上げ、居心地の良い空間を提供しましょう。

2回目の来店

冒頭にもお伝えしていますが、新規客のリピート率って実はスタイリストによってあまり差がないんですよ。

もちろん最低限の技術と接客ができる前提での話ですけど、平均して約45%くらいのお客様はリピートしてくれるでしょう。

もしそれよりも圧倒的に初回のリピート率が悪かった場合は技術が下手くそか人間的にダメな可能性があります。

そして、2回目のお客様をもう一度リピートさせるには少し特別なコツがあります。

初回のデータを使う事が最も大切です
まず初回来店時のデータをとにかく細かく残しましょう。
売れない凡人スタイリストのカルテだとこんな感じですね。
A様
カット…鎖骨くらいのミディアムレイヤー
カラー…8レベルのアッシュ系
こんなカルテでは次回の来店の際に使える武器が少なすぎます。
売れるスタイリストのカルテはこうです。
A様 水曜日のお昼過ぎに来店
服装はカジュアルなパンツスタイル、バッグは黒のヴィトン

カット…鎖骨くらいのミディアムレイヤー、右からおろしバング(ロングヘアから5センチ以上カット)
カラー…8レベルのアッシュ系(11トーンからのトーンダウン)
仕上げ…ブローして最後にアイロン仕上げ(普段もアイロン使う)※前髪の癖が気になっている、右側が跳ねやすい
※まつエクしてた、ネイルはナチュラル系
※YouTubeよく見る、ドラマも好き

これだけのデータがあると2回目の来店時にお客様に「覚えてくれてるんだ」という感動を与えるチャンスが増えます。

覚えている事を伝える例

・来店時(カウンセリング)

「前回も水曜日の昼頃のご来店でしたが、水曜日がお休みなんですね。」

「前回は結構暗めにトーンダウンしましたが、周りの評判はどうでしたか?」

「ご自宅でアイロンを使うことが多いとお話されてましたが、ミディアムにしてスタイリングはいかがでしたか?」

・施術中

「前髪の癖がなるべく気にならないように自然に流れるようにカットしていきますね。」

「右側が跳ねやすいので、耳にかけちゃっても可愛いと思いますよ。」

「最近YouTubeで面白いチャンネル見つけたんですよ。〇〇なんですけど、よかったら見てみて下さい。」

「前に話してたドラマ、僕も見始めました。面白かったです!」

・会計時

「前回も思ってたんですけど、素敵なバッグですね。似合ってます。」

このように前回のデータが詳しく残っているとあらゆる場面で前回の会話の内容を使うチャンスがあります。

技術と接客には満足しているので、リピートしてくれていますので、更に「あなたの事をしっかり覚えていますよ。」という気持ちが伝わるような接客を心がけましょう。

これだけで2回目のリピート率はかなり上がります。

3回目の来店

2回目のリピートに成功したあなた。

完全なリピーターに育てるまではあと一歩です。

3回目の接客に必要な事は「自分からの提案」です。

初回のお客様にいきなり自分の意見を言っても信頼関係がまだできていないので、受け入れられる事は少ないです。

初回はまず相手の希望通りのヘアスタイルを提供すること。

「この人の技術は安心できる。」と思ってもらいましょう。

2回目の来店で少しプライベートな会話も増え、お客様との距離が縮まります。

3回目はこれまでのデータを参考に少し変化を出してみてもいいかもしれませんよ。

ずっと同じ髪型やヘアカラーが続くと飽きちゃいますからね。

提案の例

「アイロンでスタイリングされることが多いので、耳周りや襟足部分にインナーカラーを入れてみませんか?巻いたときに良い感じに色が見えますよ。」

「いつもカジュアルなファッションなので、ボブも似合うと思います。」

「右側が跳ねても可愛くなるように、あえてレイヤーを増やして動きのある髪型にしてみませんか?」

などとこれまでの相手のデータをしっかり把握したうえで新しいメニューやスタイルの提案をしましょう。

カルテの活用にはPOSシステムが必須

このように新規客を自分のリピーターに育てるまでには、そのお客様の詳しいデータを把握する必要があります。

もしかしてあなたの働いているサロンは未だに手書きのカルテを使っていませんか?

今はPOSシステムが当たり前の時代ですから、電子カルテを使用しましょう。

細かい情報もしっかり残すことができますし、写真に撮って仕上がりを残すこともできます。

「電子カルテなんか必要ない!」という頭の固いオーナーが上司ならさっさと転職しましょう。

そのサロンにおそらく未来はないでしょう。

まとめ:売れる美容師は2回目のお客様を覚えてる!?

売れる美容師は2回目の来店時の接客に力を入れている。(もしくは無意識にできている)

  • 新規客のリピート率にそんなに差はない
  • 2回目の接客では初回のデータが重要なので細かく記録に残しておくこと
  • 3回目以降はお客様に飽きられないように自分からもスタイルやメニューの提案をする

上記のポイントを守れば、指名売り上げは必ずUPします。

少しでも参考になれば嬉しいです。

他にも美容師が抱える悩みに関しては下記の記事で詳しく解説していますので、参考にして下さい。

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