辞めると言えない(辞められない)人はこんな人
「仕事なんか辞めたいと思えばすぐに辞めれるだろ?何言ってんだ?」と思った方。そうです。それが正解です。仕事は本人の意思で確実に辞める事ができます。しかし実際問題は仕事を辞めることができずに悩んでいる人が多いのです。その理由は個人的な性格や考え方の違いからきています。辞める事をなかなか上司に報告できない人には特徴があります。
・真面目
・責任感が強い
・失敗を恐れている
サロンが引き留める理由とは?
・教育費がかかっているから
・サロンの利益のため
法律上は辞める事ができます
たとえどんなにサロン側に反対されたとしても自分の意思で退職することは可能です。上司に何を言われようが日本の法律で決まっていることですから。労働基準法によると2週間前に退職の意思を伝えることで退職は可能となっています。サロンの会社規定などで「退職する際は3か月前までに申請すること」などという決まりはあるかもしれませんが、労働基準法の方が優先されますので最速で辞めたい場合は2週間後に辞める事ができます。
しかし社会人としては円満退社をおすすめします。これからも美容師として働くなら新しく転職したサロンに知り合いがいるかもしれませんし、悪い評判が流されてしまう可能性があります。他業種に転職する場合でもどこで誰と繋がっているかわかりませんから、なるべく綺麗に人間関係を保ちながら辞めましょうね。
円満退社の方法
・引き留められない理由を考える
・サロンへの不満などは言わない
・雇ってくれて感謝の気持ちを伝える
まず円満退社をする方法として上司になるべく早く伝えることが必要です。アシスタントならともかくスタイリストは自分のお客様の引き継ぎなどもありますので3か月前には伝えた方がいいですよ。
そして理由はしっかり考えましょう。理由によってはサロンに引き留められてしまいます。「〇〇な部分が嫌なので辞めたい」「給料が低いから」「休みが少ないから」などという理由では上司から「〇〇は改善するから残ってくれ」「給料も改善するから」「有給で休んでいいから」といって辞めさせてくれませんよ。理由としては「体調がどうしても悪い」「家庭の都合で」などといったどうしようもない理由を話しましょう。
本心ではサロンやスタッフに不満があったとしても大人ですから表面上は感謝の気持ちを伝えましょう。「何もできない自分を育ててくれてありがとうございました。」と最後に言えば相手も悪い気はしませんから。
円満退社じゃなくてもいいのなら
働く職場がどうしてもブラック企業で常識が通じない場合もあります。「代わりの人が見つかるまでは辞めることはできないよ」「あなたの教育に使ったお金と時間を返してくれ」このようにいくら退社の意思を伝えても相手に通じない場合です。
どうしても円満に辞める事ができないならば最短で2週間で辞めましょう。「労働基準法に従って2週間後には退社します」ときっぱり伝えることが必要です。自分では怖くて言えない人のために最近では「退職代行サービス」というものもあります。
東京都労働委員会認証の法適合の法人格を有する合同労働組合です。
退職代行という労働問題において一般法人(株式会社など)と弁護士の強みを”唯一”持つ存在で、
労働者のために運営されている組織のため【簡単/低価格/確実】を”唯一”合法的に可能としてます。
退職代行サービスは数多くありますが、なかでも「退職代行ガーディアン」は低価格で確実に退職できるのでおすすめですよ。
まとめ:美容師辞めたいけど言えない(辞められない)人へ
もしあなたが理不尽な世界で毎日苦しんでいるとしたら、全力で環境を変えましょう。周りの人や家族は心配してくれるかもしれませんが実際に行動を起こすのは自分です。一度しかない人生の大切な時間をブラック企業に利用されるのはもったいないですよ。本当に大切な事は何かを一度考えてみて下さい。美容室は全国に沢山ありますので今のサロンで働かなくても夢を叶えることはできるでしょうし、美容師以外にも楽しい仕事は沢山あります。大切なのは伝える勇気です。
少しでも参考になれば嬉しいです。
他にも美容師が抱える悩みに関しては下記の記事で詳しく解説していますので、参考にして下さい。
「毎日のサロンワークが本当につらい。」「売り上げが全然上がらなくて、美容師向いてないかもしれない。」「一生美容師として生活できるのか?将来が不安だ。」このような悩みを抱えていませんか?まず始めに不安や不満を感[…]