転職で年収を多めに水増しして申告するとどうなる?【嘘はリスクあり】

転職活動の際によく聞かれることですが

「前職の年収はいくらでしたか?」

という質問。

これは正直、転職の際の年収の査定に関わってきます。

ですので少しでも転職で年収を上げたいために

「前職の年収は〇〇(多めに嘘をついて)円でした。」

と答えたくなりますよね?

面接で嘘をつくとどうなるのでしょうか?

この記事では面接のグレーな部分を詳しく解説していきます。

転職で年収を多めに水増しして申告するとどうなる?【嘘はリスクあり】

転職で年収を決めるときには前職の年収が関係してきます。

これは企業側が

「せっかく転職してまで就職してくれるならこれまでの年収よりは上げてあげたいな。」

と考えてくれる場合があるからです。

実際に転職で年収がUPした人は前職の年収に比べて10%上がった。

などと回答している人が多いです。

仮に実際の年収が350万の人がいたとしましょう

その人が面接で嘘をついたとします。

「前職では年収400万でした!」

と答えました。

年収の10%UPに成功した場合

正直な答え・・・《350×1.1=385万》

嘘をついた場合・・・《400×1.1=440万》

正直に答えるよりもなんと年収で55万円もの差が生まれるのです。

「じゃあ年収は高めに申告した方がいいね。」

と思った方。

ちょっとお待ちください!!

嘘には当然リスクもありますよ。

入社後にばれるリスクがある

仮に面接では嘘がばれずに入社できたとしましょう。

しかし、入社してから会社に提出する書類があるのを知っていますか?

確実に過去の源泉徴収票や確定申告など年収が分かる資料の提出を求められます。

これらの資料を詳しく見ていくと前職の年収はバレてしまうのです。

しかし100%バレるわけではありません。

むしろおそらくバレません。

なぜなら面接官(おそらく役員や人事担当の人)と源泉徴収票を処理する人は異なることが多いからです。

そもそも年収の照合をする目的で見ることは無いのでバレない可能性の方が高いでしょう。

大きな嘘は確実にばれる

「少しリスクはあるけど年収のUPは魅力的だから嘘をつこう。」

と思った方。

自己責任なのでそこは好きにして下さい。

しかし、大きな嘘は確実にばれますよ。

なぜなら面接官は大抵の相場を把握しているからです。

特に同業種の転職をする場合は要注意です。

私自身は美容師の面接官を数多く経験してきましたが、大抵の美容室の給料は似ています。

アシスタントやスタイリストといったポジションで多少の差はありますが概ね把握しています。

100万や200万、平気で嘘をつく人もいるかもしれませんがすぐに分かります。

「あ、嘘ついてるな。」

と思った瞬間、絶対に採用することはありません。

他にどんな魅力があったとしてもです。

誰しも嘘をつく人とは仕事をしたくないです。

どこまでが許容範囲なの?

まずは自分の正しい年収を知りましょう。

源泉徴収票を詳しく見れば自分の年収が分かります。

523万円の人が550万円と申告してもそんなに問題はありません。

記載は大まかでも良いのです。

しかし600万円と申告してはダメです。

正しい年収と記載された年収が1割以上差があれば、おそらくどの企業も

嘘書いてきたな

と思うレベルでしょう。

ばれにくい嘘もある

やはり年収など数字の嘘はリスクが大きいです。

しかしばれにくい嘘も存在します。

例えば

「プロジェクトのチームリーダーをしていた。」

「企業の商品開発に携わっていた。」

「社内の月間MVPを何回も獲得した。」

などです。

わざわざ確認することはまずないので、嘘はまずばれません。

支店や部署などの嘘をつくのは経歴詐称のレベルですが、言い方の工夫で少し自分を【盛る】のはありかもしれませんね。

しかし【盛った自分】を売り込むとその分入社してからの期待値が大きくなるので、そこは覚悟してください。

嘘をつかずに年収を上げるには?

「年収を嘘ついてまで待遇を良くしたいわけではない。」

「でも、できるなら年収は高い方がいい。」

その通りです。

何度も言いますが嘘は人間的に良くないです。

そしてリスクも大きいです。

嘘がばれると最悪の場合は経歴詐称で退職することになるかもしれません。

退職までいかなくても職場の人間関係で辛い思いをすることでしょう。

待遇の交渉は転職エージェントを利用するべきです

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まとめ:転職で年収を多めに水増しして申告するとどうなる?【嘘はリスクあり】

前職の年収は確かに転職先の年収に関わります。

しかし、大きな嘘は確実にばれるので止めましょう。

多少多めに申告するのは、ギリギリ大丈夫かと思いますが1割以内の誤差に抑えて下さい。

それ以上は経歴詐称になりかねませんよ。

それよりも正直に生きる方が後々に生きると思います。

年収を上げたいのならば転職エージェントを利用して待遇の交渉を任せてみましょう。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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